渋谷区の新しい教育のキーワードは『ICT』と『ギフテッド』

時代の流れに伴い、教育の取り組み方が変わっている現代は、自治体ごとで特色ある取り組みを行う街も増えています。

渋谷区もその1つで、2017年9月から2つの新しい教育を取り入れるそうですよ。

ICT教育を始めます

昨今、情報化社会の進化により、ICT(Information and Communication Technology/情報通信技術)やIoT(Internet of Things/モノのインターネット)という新しい情報技術が徐々に浸透しています。

それは教育の現場にも広がりを見せていて、特にICTを用いた学習は国も力を入れていて、導入する学校も増えてきました。

そんな中、渋谷区でもICT技術を取り入れた教育(渋谷区モデル)が始まります。

渋谷区では、区内の全公立小中学校に通う児童・生徒を対象に、1人1台のタブレットを配布し、学校や家庭での学習に情報通信技術を取り入れることとなりました。

なぜ今回、渋谷区がこの取り組みを始めることにしたのかというと、今後大きく変わることが予測される環境や時代の変化に、お子さん達が対応できるようにするため。

実は、2020年度(平成32年度)から改訂される学習指導要領では、情報通信や機器を活用したプログラミング教育が本格的に始動します。

また文部科学省では、現行のペーパー受験からコンピューターを利用した試験方式の利用も検討しているそう。

そうした将来的な環境の変化に対応し、お子さん達が生き抜く能力を身につけられるように、今回の導入が決まったのです。

これから渋谷区の賃貸へお引越し予定で、小中学生のお子さんがいる方は、ぜひ渋谷区モデルにも注目してみましょう。

全国初の教育です

先述のICT教育と同じく、2017年9月より始まるもう1つの新しい取り組みが『ギフテッド教育』です。

ギフテッドとは、高い能力を持つ反面、周囲とのコミュニケーションを図ることが苦手とする人のことで、アメリカでは既に多くの学校で導入されています。

渋谷区では、このような特徴を持つお子さんの能力を伸ばし、お子さんに自信をつけてもらい、そこからさらに問題解決のためのスキルを育てることなどを目指しています。

なお、このギフテッド教育の実施に取り組むのは、渋谷区が全国初とのこと。

区が掲げている、『ちがいをちからに変える街』のキャッチフレーズにふさわしい取り組みではないでしょうか。

9月1日には、ギフテッド教育に関するキックオフイベントも開催される予定となっていますので、ご興味のある方はぜひ参加してみてください。

キックオフイベント詳細

日時:9月1日(金) 18時~20時

場所:渋谷ヒカリエ8階

参加対象者:区内に在住・在勤・在学されている方 ※先着60名様

申し込み方法:電話にて申し込み(問い合わせ先:学務課指導主事 03-3463-2980)

※広報紙『しぶや区ニュース』8月1日号の5ページ目(ユニークな子どもに対する多様な学び方の価値をデザインする)もご参照ください。

まとめ

未来を担うお子さん達の能力を伸ばし、自力で生き抜く力を身につけることを目指す渋谷区。

現在子育て中の方が渋谷区で賃貸物件を探して引っ越すなら、時代のニーズに合わせた区の取り組みにもぜひ注目してみてください。

新しい教育にも積極的に取り組む、渋谷区の賃貸物件探しはヴィダックス渋谷店にお任せください。